定期的に塗り替えが必要な外壁の塗装ですが、100万円程度かかる高額な出費となるので、失敗しないよう確実に実施したいものです。
そこでオススメしたいのが、施行に適した季節に外壁塗装を実施するということ。外壁塗装にはベストシーズンが存在していて、その季節に塗装工事をお願いすれば品質を高めることにもつながります。

ただ、日本は縦長の国なので、地域によって気候が大きく異なります。と言うことは、外壁塗装にベストなシーズンも、地域によって異なるということです。
特に北海道は、東京などと比べるとかなり特徴的な気候となっていますよね。だからこそ、一般的に外壁塗装にベストと言われているシーズンとは、少し考え方が異なります。ここでは、北海道における外壁塗装のベストシーズンを、ランキング形式で紹介していきたいと思います。

北海道における外壁塗装のベストシーズンランキングを発表

目次

外壁塗装に適した季節がある理由

外壁塗装に適した季節を解説する前に、なぜ塗装にベストシーズンがあるのか説明しておきましょう。外壁塗装にベストなシーズンがある理由を理解していれば、日程などを詰める参考にもすることができると思いますよ。

気温と湿度が品質に影響する

まず、塗装に使う塗料の性質が、外壁塗装のベストシーズンに大きく影響しています。
塗料は気温や湿度により、伸びが良くなったり乾きが良くなったりします。つまり、塗料が最も力を発揮する季節が、外壁塗装にも適した季節ということなのですね。

塗料が最も効率よく塗装できるのは、気温15~30℃、湿度75%以下と言われています。塗料に適した気温と湿度を長期間キープできる季節が、外壁塗装に最も適した季節となるのです。

逆に、気温5℃以下、湿度85%以上のいずれかの条件では、塗料を使用してはいけないというルールがあります。伸びも乾きも悪くなるので、外壁塗装を行う環境として適さないと塗料メーカーが公表しているのです。

塗料の伸びが悪いと、塗装の作業効率が悪くなってしまいます。これは、塗りムラの原因となりますね。
また、乾燥が悪いと、十分乾燥していないまま塗り重ねるリスクが増します。そうなると、塗料本来の強度が発揮できなくなるのです。最悪の場合、塗装がすぐに剥がれてしまうことも有り得ます。

水分は外壁塗装の天敵

塗料は、雨や雪、結露などの水分にも弱いです。塗装中で乾いていない塗料に水分が付着すると、強度の低下や見た目のムラを引き起こすおそれがあります。

それから、付着した水分は乾きを遅らせる原因にもなります。乾燥が遅れると、先ほどのケースと同じく、十分乾燥していないまま塗り重ねるリスクが高まってしまいます。

さらに、塗装の乾燥が遅れると、工期が延長してしまうことにつながります。その分きちんと乾燥させている証拠なので、安心といえば安心ですが、「遅れると困る」という場合では問題になります。
それと、エポキシのような塗料は、あまり日を置かず重ね塗りしないと強度が低下してしまいます。このようなケースでは、あまりに工期が延びるのも問題になることもあります。

強風にも注意

意外に見落としがちですが、強風も外壁塗装に悪影響を及ぼします。風により、砂やほこりが乾燥していない塗装に付着すると、仕上がりにも影響しますからね。

それから、外壁塗装は高所での作業も多いです。風が強いとどうしても危険なので、作業効率が著しく低下することも考えられます。
作業する方の安全が第一なので、場合によっては作業がストップすることも考えられます。

北海道におけるベストシーズンランキング

外壁塗装のベストシーズンは、気温や湿度により左右されます。と言うことは、気候が全く異なる沖縄と北海道では、外壁塗装のベストシーズンも異なるということです。

一般的には、春や秋が外壁塗装のベストシーズンと言われていますが北海道ではどうなのでしょう。北海道の気候を考慮して、外壁塗装に最も適した季節をランキング付けしてみました。

第1位:夏

北海道は、夏でも湿度がそれほど高くなく、気温が30℃を超えることもほとんどありません。さらに、雨もそれほど多くありません。
つまり、塗料が力を発揮する条件と、作業が中断しない条件を満たす可能性が高いということです。だからこそ、北海道においては「夏」を外壁塗装のベストシーズンにさせていただきました。

塗料にとって最適な気温と湿度がキープできるので、作業も効率もよくスムーズに進みます。雨で中断することも稀でしょうから、予定通り工事が終わりやすいというメリットもあるのです。

ただし、外壁塗装中は窓を開けることができなくなります。猛暑日に塗装作業が重なってしまうと、家の中がかなり高温になる恐れがあるので注意が必要です。
北海道はクーラーのないお宅も多いので、暑さ対策はしっかりと行っておいてください。

第2位:春

東京などでは、春は外壁塗装のベストシーズンですが、北海道においては2位とさせていただきました。理由は、それほど気温が上がらないからです。
北海道の春の平均気温は、12℃前後といったところですからね。外壁塗装にとって最適な気温には、ちょっとだけ届かない日もあるということです。

とは言え、外壁塗装を実施するには何の問題もありません。さすがに5℃を下回る日はないでしょうから、塗装が中断することもなくスムーズに進むことでしょう。
唯一気をつけたいのは強風ですね。春一番という定義は北海道にはありませんが、比較的風が強い日が多い傾向にあります。

春はまだ暑くなる日はないでしょうから、外壁塗装中に窓が空けられなくても問題ないのも嬉しい点です。「クーラーがないから夏は避けたい」という方は、春を選択するのも一つの手だと思いますよ。

第3位:秋

外壁塗装のベストシーズンを考えると、秋と春に差はほとんどありません。ただ、北海道では9月頃雨の日が多くなるので3位とさせていただきました。春より、さらに気温が低くなりますしね。

秋の外壁塗装は、春とほとんど変わらないと思ってもらって大丈夫です。基本的には、気温も湿度も安定しており、スムーズに作業が進むことでしょう。
唯一気になるのは、冬に近づくと気温がどんどん下がることです。あまり冬ギリギリに実施すると、作業を強行で終わらせなければならなくなる恐れもあるので、早めに終わるように計画することが重要です。

秋も涼しいので、外壁塗装中に窓が開けられなくても大丈夫ですね。少し寒い日はあるでしょうが、むしろ閉め切りたいくらいなので問題はありません。

第4位:冬

先ほど紹介したとおり、塗料は5℃以下では使用することができなくなります。そのため、平均気温が氷点下になる冬は、そもそも外壁塗装の作業自体ができないと思っておいていいでしょう。
基本的に冬は、外壁塗装の作業自体受け付けてもらうことがでません。雪が積もって危ないので、そもそも依頼しようとする人もいないでしょうけど・・・

そもそも外壁塗装ができないので、季節を間違えて失敗するリスクが低いのも、北海道の魅力といえるかもしれませんね。
冬を除けば、極端に悪い季節が北海道にはないので、安心して外壁塗装を依頼してください。

梅雨と台風の心配がないことは大きなメリット

梅雨は、外壁塗装にとって最悪のシーズンです。雨の日が多いと作業が中断し、全く進まなくなる恐れもあります。
湿度も高い日が多いので、塗装の乾燥もあまりよくはありません。気温はベストに近いのですが、雨が障害となってしまうのです。だからこそ、塗装業者も梅雨はあまり稼動していません。

それから、台風も外壁塗装にとっては天敵です。台風上陸中は、塗装作業なんかできませんからね。当然作業は中断することになります。
さらに、台風による強風は塗装中の塗料にゴミを付着させてしまいます。場合によっては「最初からやり直し」といった事態になりかねないのが台風なのです。

そんな梅雨と台風の心配が、北海道にはほとんどありませんね。これは、外壁塗装にとってかなり大きなメリットと言えます。
梅雨と台風、どちらの心配も少ない北海道は、外壁塗装のやりやすい地域と言ってもいいでしょう。

ベストシーズンを逃すとどうなる?

北海道は、全体的に外壁塗装に適した気候と言えますが、ベストシーズンを逃すとどのような弊害があるのでしょう。
ここでは、外壁塗装に最適な季節を外すと起こり得る問題点を紹介していきます。

工期が延びる恐れがある

外壁塗装工事に適していない季節は、雨が多い季節です。雨の場合、外壁塗装工事の作業自体が中断されるので、工事期間が長くなる傾向にあります。
北海道の場合は、8月、9月が雨の多い季節です。この時期だけ注意しておけば、外壁塗装でそれほど問題となることはありません。

それから、天候ばかりは人の力ではどうしようもありません。そのため、運悪く塗装を予約していた日が雨になることも十分考えられます。天気予報を見てスケジュールを決めるほど、すぐに工事には入れませんからね。
そこで、工期には余裕を持っておくようにしましょう。スケジュールを多めに見積もっておけば、多少延びても外壁塗装の品質に問題がでることはないでしょう。

施行不良のリスクが高まる

外壁塗装にベストな季節を外して問題となるのが、「気温」「湿度」「水分」この3点です。これらすべてが、塗料に悪影響となるから、外壁塗装に適していないシーズンがあります。
塗料に悪影響が及ぶということは、外壁塗装の持つ力が100%発揮されないということ。これはつまり、施行不良のリスクが高まることを意味しています。

このリスクは、塗装業社による部分が大きいです。ずさんな塗装業社の場合、ちょっと条件が悪くても、工期を延ばしたくないがために工事を強行するなんてこともあります。
これでは、施行不良のリスクは高まっても当然といえるのです。

もちろん、優良な塗装業社なら施行管理もしっかりしています。環境に応じた塗装ができる業社を選べば、ベストシーズンでなくても施行不良になることはないでしょう。

外壁塗装は早めの準備が吉

外壁塗装は早めの準備が吉
ベストシーズンに外壁塗装をお願いしようと思うなら、早めに準備しておいた方がいいでしょう。なぜなら、優良な塗装業社ほど、ベストシーズンはスケジュールがすぐに埋まってしまうからです。
言うまでもなく、誰もがベストシーズンに工事をしたいと希望します。すると依頼が集中して、なかなか工事に入ってもらえないということも考えられるのです。

これは、優良な塗装業社になればなるほど顕著になります。なので、ベストシーズンに優良な塗装業社を押さえようと思うなら、ワンシーズン前から業社の選定を開始するべきです。
ただでさえ外壁塗装を行う場合、見積もりを依頼したり打ち合わせしたりと、工事までには時間が必要です。納得の行く外壁塗装を実現するためにも、早めに準備を進めていくようにしてください。

季節よりも業社の力量が大切

ここまで、外壁塗装に適した季節について色々と解説してきましたが、施行業社の力量の方が重要なことは言うまでもないでしょう。
無理にベストシーズンにこだわって変な業社に依頼するより、ちょっとくらい季節をずらしても優良業社に依頼する方が、優れた仕上がりになるのは間違いありません。

優良な塗装業社かどうか見極めるには、打ち合わせの段階で、「工事の内容や工程、期間をしっかりと検討して提示しているか」「塗装の仕上がりにまでこだわり、環境にも配慮した施行をしているか」といったことを確認してください。
これらまでしっかり考えて外壁塗装に当たる業社は、安心して任せて大丈夫だと思いますよ。

外壁塗装は経験豊富なニシムラ塗装へ

特に北海道のような寒冷地の場合、その地域での外壁塗装の経験がモノをいいます。外壁塗装にとって、寒さは大敵ですからね。
寒い中でも塗装の状況を確認して適切に判断するには、数多くの現場を乗り越えてきた経験が何よりも大切です。

苫小牧のニシムラ塗装は、高い技術と徹底した気配りの外壁塗装サービスを提供しています。外壁塗装をご検討中なら、相談だけでもお気軽にご連絡ください。