外壁塗装のリフォームに臭いはつきものです。塗装に使用する塗料には臭いがあるため、不快な臭いが発生することは避けられません。
臭いに敏感な人なら、頭痛が起きたり気分が悪くなったりするかもしれませんね。それに、ただ臭うだけならまだいいのですが、薬品のような臭いが強いため人体への影響も気になるところです。

特に赤ちゃんやペットがいる家庭や妊婦の方は、塗装の臭いが身体へ及ぼす影響は気になります。
そこでここでは、外壁塗装の臭いが身体に及ぼす影響と、臭いから身体を守る方法を紹介していこうと思います。ぜひ参考にして、頭痛などの健康被害から身を守ってくださいね。

外壁塗装のリフォームで臭いが気になる、悪影響から身を守る7つの方法

目次

臭いの原因は?

外壁塗装の臭いの原因は、塗料の臭いによるものです。その中でも最も強力な臭いを発するのが、塗料の希釈に使われている有機溶剤。一般的に「シンナー」と呼ばれているものですね。
特に油性塗料は、シンナーが主な成分となっています。そのため、臭いがキツイ傾向にありますね。

シンナーといえば、身体に悪影響を及ぼすことが広く知れ渡っています。昔、シンナー遊びが社会問題になったこともありますね。
シンナーによる副作用により、身体がボロボロになった人も数多くいます。

シンナーが及ぼす健康被害とは?

外壁塗装に使われるシンナーには色々な種類がありますが、身体にいい影響を与えるものは一つもありません。どの種類のシンナーを使っていても、多少は身体に悪影響を及ぼします。
しかも、その健康被害は非常に多岐に渡ります。ざっと挙げるだけでも、以下のような症状が起こる危険性があります。

  • 目の乾き、かすみ
  • めまい
  • 鼻水、鼻づまり
  • 耳鳴り
  • のどの痛み
  • 吐き気
  • 腹痛
  • 下痢
  • 便秘
  • 頻尿
  • 膀胱炎
  • せき、くしゃみ
  • 胸の痛み
  • 湿疹
  • ニキビ、吹き出物
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 頭痛
  • 手足のふるえ
  • 生理不順
  • 不眠
  • 食欲減退

他にも、非常に様々な悪影響を身体に及ぼします。
外壁塗装のリフォームで中毒を起こさないためにも、「たかが臭い」と油断せずきちんと対策するようにしてください。
特に、身体の小さな子供や赤ちゃん、嗅覚の優れたペットはより影響を受けやすいです。

赤ちゃん、子供への影響

赤ちゃんや子供は、まだ抵抗力が弱いので、シンナーの影響を大人より強く受けてしまいます。特に赤ちゃんは、全くシンナーに対して無防備と言ってもいいでしょう。
赤ちゃんはほんのわずかな塗装の臭いでも、中毒になってしまう恐れがあります。
実際、マニキュアの除光液の臭いで中毒になった例があるくらいですからね。

赤ちゃんや子どもがいる家庭では、ほんのわずかなシンナーの影響が命取りになります。できれば、赤ちゃんがいる間は、外壁塗装を控えておいた方がいいかもしれませんね。

妊婦さんへの影響

妊婦さんがシンナーを吸ってしまった場合、胎児に強い影響が及ぶ危険があります。母親の体内でシンナーが濃縮されることも考えられるので、少量でも危険と考えておいた方がいいでしょう。
生まれてきた赤ちゃんに影響が出たり、流産になったりしたら取り返しがつきませんからね。おなかの赤ちゃんのことを第一に、外壁塗装の臭いには敏感に対応するようにしてください。

できることなら、妊娠中に関しても外壁塗装は控えておいた方が無難といえるでしょう。妊娠と外壁塗装の時期が被らないようにするためにも、塗装は計画的に実施するようにしてください。

ペットへの影響

ペットも人間より身体が小さいため、シンナーによる影響を受けやすいです。身体が小さくなればなるほど、少量のシンナーでも影響が顕著になります。
さらに、特に嗅覚に優れている犬や猫は、外壁塗装の臭いによる影響を受けやすくなります。人間ではあまり臭いを感じないような場合でも、ペットには影響があるかもしれないので注意してみてあげてくださいね。

ペットへの塗装の影響が気になる場合は、ペットホテルを利用してもいいでしょう。ペットも大切な家族なので、外壁塗装の影響で体調を崩さないよう配慮してあげてください。

外壁塗装の臭いから身体を守る方法

外壁塗装の臭いは、無色で空気中に漂っているものなので回避することは不可能です。外壁塗装から飛散した目に見えない化学物質が、じわじわと身体に悪影響を及ぼします。

外壁塗装の影響で身体に不調をきたす前に、自分や家族の身体を守らなくはなりませんね。そこでここからは、外壁塗装の臭いから身体を守る方法を紹介していきます。

臭いが少ない塗料を選ぶ

最近では、人体や環境への影響に配慮した、臭いの少ない塗装用の塗料も開発されています。このような塗料を選択すれば、外壁塗装の臭いによる身体への影響を抑えることができます。

まず、簡単に見分けがつくのは水性塗料ですね。水性塗料は、シンナーではなく水で塗料を希釈しているので、かなり臭いが抑えられています。

ただし、水性塗料だからと言って塗装中に臭いがまったくしないわけではありません。塗料を安定させるために揮発性の有機物が添加されているので、若干の臭いは出てしまいます。

このわずかな臭いを消すために、花の香りなど良い匂いがつけられている塗料もあります。このような塗料なら、きつい臭いで気分が悪くなる心配もありませんね。

それから、「F☆☆☆☆(Fフォースター)」のマークも安全な塗料の目安になります。このマークが表示されている塗料は、ホルムアルデヒドの発散がゼロか極わずかである証拠なのです。

ホルムアルデヒドといえば、シックハウス症候群の原因となる物質ですね。「F☆☆☆☆」マークを目安に塗料を選定すれば、シックハウス症候群から身を守ることができるでしょう。

換気をしっかり行う

外壁塗装からの臭いが発生しているので、ついつい窓を閉め切ってしまいがちです。ところが、ちょっとした隙間から塗装の臭いは侵入してしまうので、あまり締め切ってしまうのも逆効果になる場合があります。
塗装作業が終了した後は、一度十分な換気を行ってください。1面だけの作業なら、反対側の窓から換気を行うことも可能な場合があります。

換気を行う際は、外に向けて扇風機やサーキュレーターを回すと効率がよいです。塗装中の壁の近くは、逆に臭いを呼び込む恐れがあるので、できるだけ遠くの窓で実施するようにしてください。
塗装中は、全面を養生されて換気が十分にできないことも考えられます。ただ、全面を塗り替える場合、どこを開けても塗装の臭いがきついので換気は諦めても大丈夫でしょう。

マスクを使用する

すぐにできる対策方法が、マスクをするという対策です。マスクは、空気中の雑菌やほこりが体内に侵入するのを防いでくれますからね。外壁塗装の臭いに対しても、効果を発揮してくれるでしょう。

ただし、風邪をひいた時などにする普通のマスクでは、シンナーの侵入を防ぐことはできません。外壁塗装のシンナーが体内へ侵入することを完全に防ぐには、有機ガス用の防毒マスクが必要になります。
防毒マスクには、シンナーを吸着する専用の吸収缶が備え付けられています。だから、シンナーの侵入を確実に防ぐことができるのです。価格も3000円程度からありますので、どうしても塗装の臭いが気になる場合は購入してもいいと思います。

それから、活性炭入りの不織布マスクも、外壁塗装のシンナー対策としては優秀です。備え付けられている活性炭がシンナーを吸着するので、体内への侵入を防ぐことができます。
防毒マスクはサイズが大きく重いので、ずっとつけて生活するには不便です。不織布マスクなら手軽に装着できるので、普段使いはこちらの方が無難ですね。

臭いが落ち着くまで帰省、外泊する

特に、赤ちゃんや妊婦さんがいるご家庭の場合は、外壁塗装中は帰省や外泊をして他の場所に住むことを考えてください。シンナーの影響を完全になくすためには、その場を離れるのが最も効果的です。
赤ちゃんや子供の健康を考えれば、塗装の臭いがあるうちは家に近づかない方が無難なのです。

近くに実家のように長期間滞在できる場所がない場合は、マンスリーマンションやウィークリーマンションという選択肢もあります。
少し費用はかかりますが、健康のため検討してみてもいいかと思いますよ。

最も塗装の臭いがきついのは、外壁塗装の工事中です。長期間家を離れるのが難しくても、塗装工事中だけでも離れればかなり臭いは少なくなっているはずです。
足場の設置や養生に時間がかかりますが、塗装自体は3日程度で終わります。その期間だけでも外泊すれば、かなり塗装の臭いの影響を抑えることができるはずですよ。

肌の露出を避ける

外壁塗装の臭いは、吸引しなくても身体に影響を及ぼします。シンナーは油脂に溶ける性質があるので、皮膚から直接吸収してしまうのです。もちろん、呼吸で取り込む量に比べると微々たるものです。しかし、肌に直接悪影響が出る恐れもあるので、対策することは必須といえるでしょう。

塗装工事中は、長袖、長ズボンを着用するように心がけてください。それだけでも、塗装の臭いがの肌へ付着すること抑えることができます。それから、塗料が直接肌に付くのも当然良くありません。なので、塗装中は極力工事現場に近づかないよう心がけてください。

洗濯物にも注意する

外壁塗装を行っているとき外に洗濯物を干すと、臭いが移ってしまいます。その洗濯物を室内に取り込めば、臭いを自ら屋内に入れているのと同じことになってしまいます。

このような事態を防ぐため、塗装中は室内干しに切り替えた方がいいでしょう。「そんなにスペースがない」という場合は、コインランドリーの利用も検討してみてください。

外壁塗装の臭いはいつまで続く?

外壁塗装の臭いはいつまで続く?
外壁塗装は、基本的に3回塗りが1セットの工程になります。下塗り・中塗り・上塗りを、1日ずつかけて行うので、最低でも3日間は塗装の臭いの影響を受けることになります。

もちろん塗装の臭いが最も強烈なのは、この作業中の3日間です。この3日間をしのぐことができれば、塗装も乾燥し臭いも落ち着いてくるでしょう。

完全に塗装の臭いが消えるまで期間は、塗装の乾燥状況、塗装の厚さ、使っている塗料の種類、使っている有機溶剤の種類など、様々要素により変わっていきます。
とは言え、臭いの元となるシンナーは揮発しやすいので、1週間もあれば塗装の臭いは完全に除去できると思いますよ。

それでも塗装の臭いが気になる場合は、室内に臭いの元が滞留している恐れがあります。一度徹底的に換気して、臭いが残らないか確認してみた方がいいでしょう。

外壁塗装の臭いは近隣住民とのトラブルにも

外壁塗装の臭いは、自分たちだけの問題ではありません。近隣住民の方々にも、大きな影響を及ぼします。
近隣住民の方からすれば、自分に関係ない工事で不快な思いをするので気持ちのいいものではないでしょう。外壁塗装の臭いは、最悪の場合身体の不調をもたらしかねないですしね。

なにも知らせずにいきなり塗装工事がスタートしたら、近隣の方からクレームがくることも考えられます。そんなトラブルを防ぐためには、外壁塗装前に挨拶をしておくことも重要なことです。
よく塗装業者だけが挨拶に回ることがありますが、できればあなた自身も一緒に挨拶に回った方がいいでしょう。実際に塗装工事を依頼してご迷惑をかけるのは、あなた自身なのですからね。

特に、住宅が密集している住宅街のような場所では、塗装による臭いに最大限の配慮が必要です。トラブルになるとお互いに嫌な思いをしますので、近隣住民への配慮も忘れずに実施するようにしてくださいね。

健康被害がでないよう事前に臭い対策を

外壁塗装の臭いは、ただ不快なだけでなく、実際に健康被害をもたらす非常に危険なものです。あなた自身やご家族の健康を守るためにも、きちんとした対策を実施してくださいね。
「たかが塗装の臭い」と軽く考えていては、後々健康を害して後悔することにもなりかねません。

臭いの対策としても、信頼できる優良な塗装業者を選ぶことが重要です。「臭いは出るものだから仕方ない」となにも対策しない塗装業社よりは、少しでも臭いを軽減するため配慮してくれる塗装業社の方がいいに決まっています。

塗装の臭いにまで配慮できる優良な業社なら、安心して工事を任せることができますしね。

外壁塗装の臭いの影響を最小限に抑えるには、事前打ち合わせも非常に重要です。臭いの影響が少ない塗料はどれか、工事中に通気口をふさいでも大丈夫かなどということを、相談してみるといいでしょう。

苫小牧のニシムラ塗装なら、お客様の立場に立ってどんなことでも親身になって応対します。お客様であるあなただけでなく、ご近所の方にもしっかり配慮した提案をしますので安心して塗装工事を任せてください。

塗装業者を今検討しているという方は、いろいろな相談に乗りますのでお気軽にご連絡ください。