外壁の塗装工事には、10日から2週間程度の時間がかかります。
塗装工事期間中は職人さんが毎日家に来ることになるので、「差し入れがいるのかな」と不安になる方もいるでしょう。

一昔前は、塗装工事でも差し入れが当たり前な雰囲気がありましたが、現在ではどうなのか分からないですよね。そこでここでは、外壁塗装工事の差し入れについて色々と紹介していこうと思います。

外壁塗装工事の差し入れはどうする?お礼やご祝儀に関しても解説します

目次

差し入れは必要?

結論から言ってしまうと、外壁塗装の工事では差し入れをしてもしなくてもどちらでも構いません。
塗装工事に対するお礼は工事費用としてお支払いするので、そこまで気を使わなくても気にする職人さんはほとんどいないのが現状です。

そもそも職人さんは、塗装工事の依頼を受けて仕事にきているだけです。
仕事だから、差し入れがないことを不満に思うなんてことはありえないのです。

ただ、工期が一ヶ月以上に及ぶ大規模な工事の場合は、一度も差し入れをしないというのは珍しいですね。
途中経過も気になるでしょうから、見に行くのに手ぶらというのも気まずいことがあるようです。

外壁塗装の工事は、長くても2週間程度で工事が完了します。
しかも、自宅を塗装する場合がほとんどなので、毎日顔を合わせるでしょう。
だから、差し入れがなくても全く問題はないのです。

それに、毎日差し入れをするとなると、金銭的にも結構な負担になります。
負担になってまで、毎日差し入れをする必要は全くありませんね。
だからこそ、最近では差し入れが少なくなってきているようです。

差し入れをするメリット

特に、外壁塗装のような簡単な工事の場合、差し入れをすることは少なくなってきています。
とは言え、ちょっとした気遣いは誰でも嬉しいものです。
その気遣いを表現するために、差し入れは最高のツールをなります。

塗装業者とお客様という立場でも、人間関係はとても大切だと思います。
ただ、なかなか職人さんに話しかけるのは気が引けるかもしれません。
そんな時差し入れは、人間関係を構築するきっかけにすることができるのです。
差し入れをしてもらえると、職人さんも悪い気は絶対にしないですからね。

「差し入れをすると工事を頑張ってもらえる」みたいな意見をたまに見かけますが、これは実際にあると思います。人に何かをいただくと、お返しをしたくなるのは当然の心理です。
だからこそ、「頑張るか」という気持ちになる職人さんもいると思います。
気持ちの問題ですが、差し入れがないときと比べると、やる気が変わるのは仕方がないことなのかもしれません。

とは言え、差し入れがなければ手を抜くなんてことはあり得ないので、その点は安心してください。
あくまでも気持ちの問題なので、外壁塗装の仕上がりに大きな差が出るということはまずありません。

そもそも、差し入れがないのが通常です。
職人さんもプロですから、差し入れの有無に関わらず仕事は手を抜かずにやってくれますよ。

それから、差し入れは塗装の経過を見てみたいときの言い訳にも使えます。
ちょっとした要望を伝えたいときも、差し入れがあれば言いやすくなりますね。

ただし、休憩時間以外は職人も仕事に集中しています。
仕事の邪魔にならない時間帯を選び、現場を見に行くようにしてください。

差し入れをすると決めたら、「何を持っていくか」ということも気になりますよね。
差し入れに最適な品については、こちらの記事で紹介していますよ。

外壁塗装工事の差し入れで喜ばれる品物は何?定番商品の注意点もご紹介

合わせてチェックしてみてください。

差し入れをするベストなタイミング

職人の休憩時間は、10時、12時、15時と決まっています。
これ以外の時間は仕事に集中しているため、差し入れを持っていかない方が無難です。

ただ、出かける都合などで、休憩時間に持っていけない場合もあると思います。
そのような場合は、まとめて置いておき、声をかけるだけでも大丈夫です。

それから、職人さんも休憩中はしっかりと休みたいものです。
差し入れを持っていったついでに話し込んで、休憩の邪魔になるのは避けたいところです。
渡すときにちょっと言葉を交わす程度で、すぐにその場を去るのがベストでしょう。
その方が、職人さんも遠慮なく差し入れを食べることができると思いますよ。

差し入れは毎日必要?

一度差し入れをしたからといって、毎日続ける必要もありません。
無理のない範囲で、あなたが「差し入れしたい」と思ったときだけすればいいのです。
大前提として、別に必要がないものなのです。
あなたのできる範囲で、差し入れしようと思うときにすれば問題ありません。

「昨日はあったのに、今日はない」なんてことを考える職人さんは、ほとんどいないので安心してください。
職人さんは、あくまで仕事に来ているだけですからね。

むしろ、あまり気を使われると、職人さんも気を使ってしまいます。
お互い気を使いすぎることのないよう、できる範囲で差し入れするようにしてください。

差し入れNGの塗装業者もあるので注意

塗装業者の中には、差し入れを絶対に受取らないところもあります。
これは、社内の規定で決められているために受取れないことがほとんどです。

特に、大手企業の下請け業者は、差し入れがNGのことが多いようです。
このような塗装業者は、差し入れを受取ったことが元請に発覚すると、契約を打ち切られることもあります。

差し入れを断られるといい気はしないかもしれませんが、職人さんにも事情があります。
塗装業者の事情も察してあげて、無理に渡すことのないようにしてください。

ご祝儀や工事終了後のお礼は必要?

差し入れと並んで悩みがちなのが、工事後のお礼やご祝儀です。
こちらも一昔前までは、工事完了後に感謝の気持ちとして品物や金銭を渡していました。

特に年配の方は、ご祝儀やお礼は気にしがちですね。
渡さないと失礼に当たるなら、渡すようにしたいと考える方もいるでしょう。

結論を言うと、工事後のお礼やご祝儀も差し入れと同じく必要ありません。
特に外壁塗装の工事は、それほど工期も長くないので、ご祝儀やお礼をすることはほとんどありません。
お金に関しては、工事費用として支払うことになります。
何も気を使うことはないといってもいいでしょう。

どうしてもお礼がしたいなら

外壁塗装が想像以上の仕上がりになり大満足の工事になった場合や、無理な要望を聞いてもらった場合は、どうしてもお礼がしたいと考えることもあるでしょう。

そういう時は、お礼の品を送るといいと思います。
品物なら、職人さんもそこまで気を使わず受取ることができますからね。

お礼の品としては、菓子折りがベストだと思います。
菓子折りなら、職人さんが事務所で食べることができますし、分けて持ち帰ることもできます。
感謝の気持ちを伝えるものなので、そこまで物にこだわる必要はないと思いますよ。

どうしても現金や商品券を渡したい場合は、職長や親方にまとめて渡しましょう。
塗装が完了したら挨拶に来ると思うので、その時に渡せばいいでしょう。

職長や親方にまとめて渡しておけば、均等に分配してくれます。
後で分けやすいように、小さな金額で準備しておくと親切ですね。

差し入れに気を使う必要はありません

差し入れをいただけるのは、どの塗装業者でもありがたいと感じています。
ただ、無理をすることはないので、あまり深く考えなくても大丈夫です。
差し入れがないからといって仕上がりが変わるわけでもないので、気になるならちょっと出す程度でいいと思います。

特に外壁塗装の場合、そこまで工期が長くなることもありません。
なので、差し入れがないことも多いですよ。
差し入れやお礼は、あくまでも気持ちの問題なのであまり難しく考えないでくださいね。

苫小牧のニシムラ塗装では、塗装工事に関わるお悩みを何でも解決しています。
「差し入れが必要?」のような、ちょっとした疑問にも親身にお答えしますよ。
外壁塗装のプロフェッショナルなので、気になることがあればお気軽に相談してくださいね。