マイホームをお持ちの方は、何年かに一度、外壁を塗装しなおす必要があります。外壁塗装は、大切な我が家を長持ちさせるために、とても重要なことになります。ただ、必要以上に外壁塗装を繰り返すのも考え物です。外壁塗装には100万円程度の費用がかかるため、むやみに回数を増やしたくはありませんからね。

でも、どのタイミングで外壁塗装を実施するか、なかなか判断が難しいですよね。塗装業社に相談しても、「仕事になるから」という感じで早いタイミングを進められそうです。
だからこそ、自分で外壁の状態をある程度診断して、塗装するタイミングを見極める必要があります。ここでは、そんなタイミングを見極めるために見るべきポイントをいくつか紹介していきましょう。

最近では、まだ外壁塗装の塗り替えタイミングでないにもかかわらず、外壁の傷みを指摘して不安をあおる悪徳な業社もいるようです。
だまされないように知識をつけておくためにも、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ外壁塗装が必要になるのか?

外壁塗装に使われる塗料も、時間の流れと共に劣化します。絶対に劣化しない素材などこの世に存在しないので、これは仕方がないことなのです。特に外壁塗装は、毎日紫外線や砂埃、酸性雨など過酷な環境にさらされています。
家の中では、屋根と同じく劣化の激しい部分ということができるのです。だからこそ、外壁塗装の定期的なメンテナンスが必要になります。

でも、壁が無事なら塗装なんてしなくても、生活に支障はなさそうです。高いお金を払ってまで、外壁塗装が必要な理由はなんなのでしょう。

外壁の防水性を高める

外壁を塗装する最大の目的は、防水性を高めることにあります。
日本の外壁の80%には、窯業系サイディングボードという素材が使われています。この素材は、主原料がセメントのため防水性が全くありません。と言うことは、外壁塗装がダメになると、家の内部を雨から守れなくなるということです。

特に、日本は高温多湿な気候のため、木材がカビや腐食で傷みやすいと言えます。そのため、少しの雨や湿気でも、外壁や家本体に大ダメージを与える恐れがあるのです。
大切なマイホームに末永く住み続けるためにも、外壁塗装は非常に重要なメンテナンスになります。

外観の美しさを保つ

外壁を塗装するだけで、家の見た目を新築レベルまで引き上げることが可能です。見た目がきれいになると、それだけでもテンションが上がります。同じ家なのですが、暮らしが豊かになること間違いなしです。
塗装を実施の際に色やデザインも変更できるので、気分転換にも一役買ってくれますね。

それから、外壁塗装のメンテナンスは、周囲の人の印象をアップすることにも役立ちます。「なんだかぼろい家だな」なんて、誰も思われたくはないですからね。
それに、あまりにぼろいと、周囲の方に不安を抱かせることになりかねません。いつ崩れるか分からないような家が近所にあると、誰もいい気持ちはしないものなのです。ご近所さんから変な目で見られないようにするために、外壁塗装を美しく保つことも必要だったりするのです。

まずは築10年が目安

最も手っ取り早い塗装のタイミングの見極め方として、築年数で考える方法があります。目安としては、築10年が外壁塗装を検討する時期とよく言われています。

なぜ10年が外壁塗装を行う目安になるのかと言うと、一般的に使用されているシリコン塗料の防水性能が10年程度で切れてしまうためです。ただ、外壁塗装に使う塗料にも様々な種類があります。塗料の中には、5~7年程度しか持たない種類もあるので、安易に「10年」と決めつけるのは少し危険といえるでしょう。

だからこそ、5年経過したあたりから外壁のチェックを実施することが理想といえます。半年おきを目安に外壁塗装のチェックを実施し、「劣化が進んだな」と思うタイミングで塗装を実施するのが最も賢い方法と言えるでしょう。

自分の判断が不安なら、外壁塗装の専門家である業社にも合わせて相談してもいいでしょう。ただし、くれぐれも優良な業社の選定はおこたらないようにしてください。

外壁でチェックすべき5つのポイント

自分で外壁塗装を行うタイミングを判断するといっても、どこを見れば判断できるか分からないと思います。
そこでここからは、外壁塗装を実施するタイミングを見極めるため、チェックするべきポイントを解説していきましょう。大きく5つのポイントをチェックすれば、あなたの家の外壁の状態を把握することができます。

塗装の色あせ

外壁の劣化の初期段階の症状として、分かりやすいのが色あせです。紫外線や風雨の影響により、塗料は建築当初の色を保つことができません。ただ、色あせ程度なら、外壁塗装を急ぐ必要はまだないといえます。
多少塗料の耐久性は落ちていますが、防水性などへの影響はまだ大丈夫と見ていいでしょう。

ただ、外壁塗装の耐久性が低下してきているのは事実なので、その後の劣化スピードは早くなることが予想されます。そのため、「色あせしてきたな」と思ったら定期的なチェックを開始してください。
外壁塗装のチェックを始める一つのきっかけとして、覚えておくといいかと思います。

色あせと似たものに汚れがあります。外壁は、外の環境にさらされているものなので、汚れがついてしまうのは仕方がないことです。
汚れに関しては、塗装の耐久性という面では問題ありません。ですが、汚れは塗装の寿命を縮める原因となるので、できることならこまめに洗浄したいところです。

それから、外壁にコケやカビが生えているなら要注意です。外壁の水はけが悪くなっており、塗装部分に湿気がたまりやすくなっていることが考えられます。さらに、コケやカビ自身が湿気を留める原因にもなるため、早めの対処が必要です。コケやカビは、すぐに取り除くよう心がけてくださいね。

チョーキング

チョーキングとは、外壁を触ると白い粉が手につく状態のことを指しています。塗装につかわれる塗料が劣化することにより、引き起こされる現象です。すでに塗装に防水効果がなくなっている状態なので、塗り替えを実施する一つの目安となります。

塗装の剥がれやひび割れなど、目立った症状がなくても油断してはいけません。チョーキングは、すでに塗装の劣化が進行してきている証拠なので、そのまま放置していると剥がれやひび割れが起きるのは時間の問題なのです。
むしろ、塗装に剥がれやひび割れがなくてラッキーと考えた方がいいかもしれません。

チョーキング現象には段階があり、手につく粉の量が増えれば増えるほど重症といえます。
だからといって、少しなら大丈夫というものでもないので、チョーキングが確認できればそろそろ外壁塗装が必要な段階になっていると思ってください。

ひび割れ、クラック

外壁塗装のひび割れには、幅が0.3ミリ未満のヘアークラックと呼ばれるものと、0.3ミリ以上の構造クラックと呼ばれるものが存在します。当然、規模の大きな構造クラックの方が、より劣化が進んだ状態です。
もし構造クラックが見られるなら、雨漏りを引き起こす原因となる恐れがあります。そのため、早めに外壁塗装を検討する必要があります。

ヘアークラックは、それほど大きな問題は引き起こしませんが、いずれ大きくなるのは目に見えています。放置して外壁に影響が出る前に、早めに対処しておくことがオススメです。

塗装の膨張、剥離

外壁塗装の塗料の膜が、ボコボコと膨張している状態を見たことがありませんか?実はこの状態、塗装の膜が外壁から剥離したことにより起こっているのです。剥離した塗装と外壁の隙間に空気や湿気が侵入し、温度変化で膨張することにより発生します。その証拠に、膨張した部分をつまんで引っ張れば、ペリっと簡単にはがれるかと思います。

塗装の膨張や剥離は、かなり劣化が進んだ状態です。外壁塗装としての能力は、すでに失ってしまっていると考えた方がいいでしょう。
塗装が剥離した部分から簡単に雨が侵入できるので、カビの原因や外壁そのものが割れる原因にもなってしまいます。外壁塗装に膨張や剥離が確認で斬るなら、早急に外壁塗装を実施するよう検討してください。

それから、外壁塗装の膨れは施行不良が原因の場合もあります。きちんと塗料が接着していないために隙間が生じ、そこに湿気などが侵入してしまうのですね。まだ塗装して日が浅いのに膨れが見られるようなら、施行不良の可能性が高いです。
その塗装を行った業社はあまり良心的とはいえないので、他の優良な塗装業者を探して相談してみることをオススメします。

シーリングのひび割れ、剥がれ

シーリングとは、外壁材の隙間や窓のサッシ周りなどに注入されている、ゴムのような素材のことです。この素材は、外壁などの隙間からの水漏れを防ぐために使われています。
シーリングが劣化しても、外壁に悪影響を及ぼします。シーリング材に亀裂や剥がれが見られるなら、早急に対策しなくてはなりません。

シーリングそのものは塗装で修復するものではありませんが、同じ時期に作られたものなので劣化の進行の目安になります。シーリングの劣化が進んでいるということは、外壁もかなり劣化が進んでいると考えた方がいいでしょう。
外壁塗装を検討するときは、合わせて確認するようにしてください。同時に工事をお願いすれば、工賃も安く抑えることができますしね。

外壁塗装のタイミングを逃せばどうなる?

外壁塗装をおこたると、塗装だけでなく外壁本体や家本体にダメージが及んでいきます。そうなると、外壁塗装だけでなく、余計な工事が必要になる恐れがあるのです。
壁そのものを取り換えるとなったら、100万円程度の出費では収まりません。このような余分な費用を発生させないためにも、ベストなタイミングで外壁塗装を実施することが重要となります。

外壁の取り替えまではならなくても、家本体がダメージを受けると一ついいことはありません。耐震強度が低下したり、屋根裏にカビが生えたりと、見えない部分で不具合が発生してしまうのです。
特に、日本は地震大国です。いつどこで地震の被害に合うか見当もつきません。もしもの時に耐震強度が低下していたら、最悪の場合命を落とすかもしれません。

外壁塗装を劣化したままにしておくということは、家本体にダメージが蓄積していることを意味します。
せっかく頑張って建てたマイホームなら、できるだけ長持ちしてもらいたいですよね。マイホームの寿命を延ばすためにも、定期的な外壁塗装は非常に重要な役目を持ちます。

ベストなタイミングで賢く外壁塗装を実施しましょう

外壁塗装のベストなタイミングは、家が建っている場所の環境や前回の塗装の状況によって異なります。海沿いのような環境の厳しい場所なら塗装の劣化も早いでしょうし、前回の工事がずさんならすぐに塗装がダメになる恐れもあります。
外壁塗装は10年を目安に実施するとは言われていますが、そこまで持つとは限りません。だからこそ、自分の目で見て劣化具合を判断することが重要になります。

ただ、劣化の兆候が見られたからといって焦りは禁物です。焦って適当な塗装業社に頼んでしまったら、またすぐに塗り替えが必要になりますからね。結局のところ、外壁塗装は業社の力量が大きく影響します。
優良な塗装業社を見つけることができれば、長持ちするよう施行してもらうことができるのです。

1ヵ月劣化した外壁を放置したからといって、すぐに壊れるものでもありません。なので、優良店を吟味し調査してもらってください。もちろん早めにチェックして、早めに手を撃つに越したことはありませんが、もしものときも慌てないでくださいね。
あなたの大切なマイホームを末永く使っていくためにも、あなたの家に合ったタイミングで外壁塗装を実施するようにしてください。

苫小牧のニシムラ塗装なら、あなたの家の状態に合わせたベストな外壁塗装のタイミングをご提案しますよ。当然のことですが、タイミングや劣化状況を偽ることはいたしません。

お客様の満足度を第一に考え、最適な外壁塗装のタイミングをお伝えします。「自分で見たけど判断できない」という方は、ぜひ相談だけでもしてみてくださいね。